本学区は、盛岡市中心部より北北東約7kmに位置し、北西に岩手山、北に姫神山を望む、松園ニュータウンに隣接する生活環境に恵まれた新興住宅地である。
 新たな街づくりの構想の下に昭和45年から52年に造成された松園ニュータウンに続き、第二の住宅団地として昭和61年から平成元年に造成された北松園1・2・3・4丁目(計画戸数1,700戸)、民間の開発により造成された小鳥沢1・2丁目(計画戸数932戸)、上田松屋敷1・2番地が通学区となっている。
 本校は、街づくりの進展に伴う児童数増加のため、平成6年4月、東松園小学校より分離独立した学校である。在籍児童数630名(学年編成1年生-5年生)でスタートしたが、その後も住宅の建築・入居がすすみ、平成10年度には児童数が1,014名(1月時)に達した。その後児童数は年々減少傾向にあり、最も多い時期の4割以下になっている。
 創立当初から学区民の教育に対する関心は非常に高く、教育振興運動の取組みを始めとして諸活動が活発に行われ、学校に寄せる期待も大きい。また、地域の人材が豊富で、ゲストティーチャーとなりうる方が多数存在する。